① Aika大阪芸術大学デザイン学科ビジュアルアーツコース卒業2017年〜イラスト作家活動開始グループ展や公募展などに出展チョークアートの展示、ワークショップで、手作り市などにも出店<主な受賞歴>2017年 第102回二科展 入選2018年 第103回二科展 入選2019年 第104回二科展 入選アートムーブコンクール ダイム賞2021年 第105回二科展 入選2022年 第106回二科展 入選 他◎作者の声根来寺は、自然が綺麗で学校の行事で写生をしに行ったり友達と絵を描きに行ったりしました。作品を制作するにあたり根来寺を散歩しにいったり、資料館を見に行ったりして、根来寺の植物を取り入れた作品を制作したいと思いました。今回のメインの作品は、根来寺にある綺麗な自然をテーマに制作しました。 ②伊藤 惠(イトウ メグミ)和歌山県岩出市生まれ。奈良芸術短期大学卒業(日本画専攻)中学校の美術講師を勤めながら日本画を学ぶうちに根來塗と出会い、感銘を受け岩出市根來塗講師に任命。根來塗塗師(漆器職人)として活動し、令和元年に根來寺の境内に初根工房をオープン。作品づくりに加えて教室や体験など、見るだけでなく「作れる場」として、たくさんの人に根來塗に触れていただける場になればと思っています。作者の声根來塗(ねごろぬり)とは新義真言宗総本山根來寺で生まれた「根來塗」。世の中に「~塗り」という呼ばれ方もない頃から「根來もの」と呼ばれ伝統ある漆器で、根來寺で僧の什器として制作されていた朱色の漆器です。黒漆の上に朱漆を一度だけ塗っていることから、使い込むと朱色がすり減り黒漆が浮かび上がります。その様子が美しいと、根來塗は往時の憧れの器でした。かつて私も昔の根來塗を見て何百年も残るものの存在感や質感を痛感しました。初根工房では、この根來塗を継承し、古来からの技法にこだわりながら、使いやすい形や大きさと時代に沿ったアレンジをしています。シンプルな刷毛目がデザインとなり、使い続けるほどに生まれる艶と味わい。丈夫で傷が見えにくく、万が一割れても修復ができるのも魅力の一つです。いつまでも愛着を持って人生をともにできる器と言っても過言はありません。普段使いの器の一つに根來塗がある。そんな日常が増えてくれたらと願っています。 ③片山美穂 1987年 和歌山県岩出市出身2010年 大阪芸術大学美術学科(日本画コース)卒業現在 Doi絵画教室(和歌山市)講師 美術非常勤講師(大阪府)◆根來は幼いころから幾度と訪れた身近な場所お花見 遠足 秋祭り 年越しの初詣岩出出身の多くの人は私と同じ思い出を持っているのではないだろうか大切にしたいと思っている人は多くいるのではないだろうか小さな今を繋いでいきたい◆「今」は過去と未来の「間(あわい)」過去から脈々と繋がり今が積み重なり未来に続いていく今は自分どんな形に続いていこうか ④亀井潤2000年 人形作りを始める2005年 京都ギャラリー花いろ初個展以後東京大阪和歌山の個展をはじめフランスルーブル美術館、ベルギーアートフェア、その他海外での展示作者の声岩出に住んで40年近くになりますが身近に自然を感じられる場所も多く作品を作る上でのインスピレーションを受ける事も多々ありました。今回は根来にある「住持池」にまつわる昔話を題材に作品を制作しました。調べるほどに興味深くそして想像力を掻き立てられ個人的には魅力ある作品になったと思います。 ⑤崎山里美出身地 大阪。結婚後、和歌山に移住。2013年、チョークアートプロ資格取得。受賞歴2020 全日本アートサロン絵画大賞展 佳作2022 全日本アートサロン絵画大賞展 ターレンスジャパン賞 アートムーブコンクール ダイム賞 関西アートコンペ 佳作入選歴2017,2018,2019 ポストカードデザイン大賞2018,2019,2021,2022 二科展2018,2019,2020,2022 アートムーブコンクール2019,2020,2021,2022 全日本アートサロン絵画大賞展 2020 プラチナアート大賞20202020,2021 中央美術協会展2021,2022 関西アートコンペ2021,2022 近代日本美術協会展 春季展作者の声昔から絵を描くことが好きでした。チョークアートと出会い、再び絵を描く楽しみに目覚めました。主に、花や動物の絵を描いています。今住んでいる岩出市には、根来寺や緑花センターがあり、季節の花々をいつでも楽しめます。今回は、根来寺の天井画を参考にして、私なりの花の天井画を描いてみました。花々が、皆様の心を少しでも癒してくれることを、願います。 ⑥根来一乗窯 清水均佳1948年 岩出市に生まれる1995年 岩出市根来に登り窯を築炉同年、 根来一乗窯陶芸教室を主宰し現在に至る。2000年 海南市雨の森において工房を開設、その後、2012年穴窯を築炉する。2006年 アメリカ合衆国フロリダ州西フロリダ大学のジャパンハウスにおいて、作陶展を開催する。その間に、ガルフコースト窯業協会の穴窯焼成指導する。2013年 ガルフコースト窯業協会から若手陶芸家3名を和歌山に迎え、1ヶ月の間 作陶 穴窯焼成県公館において展示会を開催、高野山 那智勝浦 信楽 伊賀 瀬戸 各地表敬訪問2019年 アメリカ合衆国フロリダ州ペンサコーラ州立大の新設美術館で半年間展示会その作品約50点ガルフコースト窯業協会のパーマネントコレクションになります。 ⑦Chatblanc(シャブラン)2013年 色彩の講師として活動中に彫紙アートと出会う上級インストラクター資格取得2014年 彫紙アート会員展 初出展(以後 毎回出展中)2015年 カルチャースクールの講師を経て グループ展、公募展、イベントなどに出展し作家活動を始める2018年 Gallery&Café AQUAにて和歌山初「彫紙アート展」開催作家の声根来寺は祖父のお墓参りや桜や紅葉の時期など度々訪れる場所です。特に春は満開の桜を観ては『あ~、あと何回この桜を拝むことができるだろうか・・・』と思うのです。そんな気持ちから春の景色を作品にして閉じ込めることにしました。そして根来寺を知るうちに心惹かれた不動明王さま。興教大師覚鑁上人の身代わりとなって危難を救ったという故事から根来寺のお不動さんは『きりもみ不動尊』『身代わり不動尊』として親しまれています。優しさだけでは通用しない人々を救うため、あえて怒りの形相で厳しく正しい道へと戻れるように諭してくれる存在です。『きりもみ不動尊』は秘仏ということもあって 私なりのイメージを膨らませて不動明王をカラフルに表現しました。彫紙アートの特徴である紙の重なりにも注目してみてください! ⑧錠マヱ【略歴】2008年 大阪総合デザイン専門学校 卒業2013年〜 主に大阪・和歌山・東京にて、和歌山を題材としたイラストレーション作家として作品出展を継続中。2015年 ワカヤマサローネ 参加2017年 個展「ただいま、紀州品質」(和歌山・ギャラリーAQUA)2020年 個展「KISYU EXPO」(大阪・スナバギャラリー) 等【ステートメント】※根來(岩出)との関わりや、どのような思いで制作した(している)か気づけば10数年、和歌山の様々なものを題材として作品を制作していましたが、自身の暮らす「1番身近な和歌山」をじっくり見つめて描く事は、少なかったと思います。今回改めて、土着の遺された伝承や息づく深い自然に触れ感じた「根来」ならではの一癖二癖あるミステリアスな魅力を、私なりに愛で描けていれば良いなと思っています。 ⑩みずす(イラストレーター)和歌山県出身・在住。京都工芸繊維大学工芸学部造形工学科中退。ちばてつや賞受賞、別冊ヤングマガジンで漫画家デビュー。東京で活動した後、地元和歌山に戻り現在はフリーランスのイラストレーターとして活動。書籍装画や広告、音楽のアートワーク等を手掛ける。●主な仕事・Saucy Dog 「あぁ、もう。」配信シングルジャケット・ハンブレッダーズ 「純異性交遊」(Sony Music Entertainment)CDジャケット・櫻坂46日向坂46公式音楽アプリ「ユニゾンエアー」内ドラマ『その少女、ドッキリにつき』イラスト・ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022先行発売rockin’star★Tシャツイラスト(ロッキング・オン)・「自宅学習の強化書」葉一 著(フォレスト出版)装画・「ジグソーパズル48」乾くるみ著(双葉社) 装画・野性時代「心心~東京の星、上海の月」石田衣良 著(KADOKAWA) 連載 扉絵・au × 大阪環状線コラボ 電車ラッピング・ポスターイラスト(KDDI)・ILLUSTRATION 2018(翔泳社) イラスト掲載●作者の声遠い昔の話ですが小学6年生の時、課外授業で学年全体で根来寺へ写生しに行ったことがあります。自分は確か大門を描いて、はっきり覚えてないですけど何かしら賞をもらったような気がします。当然その絵はもう手元に残ってないですが、よく描けたなあという手ごたえだけが今もうっすら残っています。あれから何十年も経って、いまだに自分が絵を描いてるとは思ってなかったし、根来をもう一度描くことになるとは思ってませんでした。今の自分のイラストレーターとしてのスタイルに合う根来の絵は何かな?と考えたときに描いてみようと思ったのが根来塗の女性でした。小学6年生の時の自分は今の僕のような絵は描けないし描かないでしょうけど、僕もあの頃の自分のような絵はもう二度と描けないなあと思います。根来寺大門の絵、一緒に展示したかったなあ。残しておけばよかった。 ⑪宮脇和也(kazuya)海南市日方出身岩出市中島在住53歳写真(ポートレート撮影等)12年前より写真撮影を始めましたフォトコン入選多々4年前からポートレート撮影を初めて、はまっています年に2〜3回、写真展(個展、グループ展)をしています。今回、根来アート散歩に参加させてもらい光栄です。これからも根来らしい写真を撮っていきたいと思います。出来ましたら画家さんとのコラボ企画してみたいです。 ⑫三好知恵2013年 大阪芸術大学卒業2017年より金銀のボールペンと青絵の具を使った作風で作家活動開始○主な受賞歴2020年 アートカクテル公募展 オーディエンス賞2位2021年 アトリエキプリス キプリスグランプリ 奨励賞2021年 ヨリドリ+ ヨリドリ賞○個展2020年 gallery&cafe AQUA どうぶつと星空展(初個展)2021年 アトリエキプリス キプリスグランプリ奨励賞 ミニ個展2022年 gallery&cafe AQUA 星空アクアリウム展2022年 イロリムラ ヨリドリ+ヨリドリ賞 個展○作者の声小学生のころから近くに住み、高校生から岩出市民に。根来の魅力をまったく知らずに近年まで生きてきました。大人になり面白い根来の歴史を知り、大切なものだったのだと理解したのがこのアート展に参加が決まった時です。そんな私なので皆が知っている建物をメインに私が日頃モチーフにしている動物たちとコラボしている作品にしました。 ⑬吉田絵美1994年 大阪教育大学 美術科(窯工芸ゼミ)卒業大阪府で中学校美術科教員をしながら作陶を続ける2001年〜スキューバダイビングを始め、海の世界に魅了され、作品テーマが海となる2008年〜大阪府を退職し和歌山県の高校で非常勤講師をしながら作家活動を始める個展やグループ展、公募展などに出展「癒海工房(ゆかいこうぼう)」の屋号で、手作り市などにも出店〈主な受賞歴等〉2000年 堺市展 市長賞2008年 和歌山市展 市長賞2011年 女流陶芸展 河北記念賞2013年 神戸ビエンナーレ 現代陶芸コンペティション 入選2015年 和歌山県展 優秀賞2019年 海南市展 知事賞 他◎作者の声県外より根来の地へ移り住み、20年が経ちました。はじめはあまり関心がなかったのですが、最近になってようやくその魅力に気づくようになりました。普段より、水に関わるものをテーマに制作を続けていますが、今回は根来寺周辺を流れる川をテーマに制作することにしました。秀吉の紀州攻めの際も、大塔などの建物が焼けずに残ったのは、川に囲まれていたからではという説もあるという話を聞いて、水の崇高さを感じるとともに、小さな水滴が川となり海へと流れゆくというような繋がりや拡がり、そして受け継がれる歴史とこれからへの思いを込めた陶オブジェです。 ⑭田邑 嘉浩 YOSHIHIRO TAMURABorn 1978 Wakayama Prefecture,Japan[Personal history]2008 29yrs. 会社員を経て植木業に転職2010 31yrs. HIRO GARDENING 創業(植木の剪定・管理)2012 33yrs. エクステリアデザイン・設計・施工スタート2013 34yrs. 3Dパース・図面代行業スタート2014 35yrs. 株式会社 HIRO GARDENING 設立2017 38yrs. 国際バラとガーデニングショー出展 受賞2019 40yrs. RHSCHELSEAFLOWERSHOW2020出場権獲得2020 41 yrs. HIRO.LONDON-YOSHIHIRO TAMURA-創業2020 41yrs. 和歌山県立那賀病院に HIKARI no NIWA作庭2020 41yrs. 和歌山県ハイランドパークにKINOKAWA 作庭2020 41yrs. 和歌山県ケアハウス後楽荘にATSUSHI no NIWA 作庭2021 42yrs. 東京渋谷ULTRASUPERNEWGALLERYにて2週間個展開催2022 43yrs. RHS CHELSEA FLOWER SHOW 出展[Statement]和歌山県に生まれ、岩出市を流れる一級河川「紀の川」で毎日遊んで育ちました。紀の川周辺からインスピレーションを得てデザインすることが多いです。自然に曲線をつくる川の流れと、人の生命や財産を守る人工の堤防。それらの共存共鳴のような価値を作品に取り入れています。故郷があるから、今の自分があると思います。岩出市のPRを作品を通じて今後もしていきたいと考えています。今回の庭『JYODO no NIWA』は、平安時代から鎌倉時代に多く作庭されていた日本庭園の一形式である「浄土庭園」を自分の世界観で作品にしました。「浄土とは、成仏するために精進するところであり、仏に導かれていく場所。」根來という土地に溶け込めて受け入れてもらえる作品になればうれしいです。